論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」 (PHP文庫) の感想
参照データ
タイトル | 論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」 (PHP文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中野 明 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569578989 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 読みもの |
購入者の感想
小説家でも科学者でも、サラリーマンでも学生でも誰でも、何かを文章にしなくてはならない機会って結構多いものです。手紙だってそうですね。自分の感じたことや考え、事実などを適切に他人に伝えるために作文という作業ありますが、これは結構やっかいだったりします。書きたいことや伝えたいことがたくさんあって、うまく整理できなかったりすると、相手に伝わる文章にはならなくて、とてももどかしい思いをしてしまいます。
そこで著者はアウトライン発想法というものを提唱しています。でもアウトラインの概念は、欧米では初等教育程度の作文技術ですから、まったく目新しい概念というわけではありません。
しかし、この著者の提唱する方法が秀逸なのは、逆を可能にしてしまうことなのです。逆とは、発想に行き詰まったときにどのようにして新たな着想を得たらいいのか、ということです。これは収束的思考と発散的思考を、パソコンソフトのMS Wordやアウトラインプロセッサーを駆使しながら繰り返すことによって初めて可能になるようで、本文中では企画書の作成などを例にとりながら解説しています。
ですから、ビジネスマンといわず、論理的な文章を書かなくてはならない学生などにも広くお薦めしたい書籍です。特に日本ではこのような作文教育は行われないですから、なおさらです。作文が楽しくなることは間違いないでしょう。
そこで著者はアウトライン発想法というものを提唱しています。でもアウトラインの概念は、欧米では初等教育程度の作文技術ですから、まったく目新しい概念というわけではありません。
しかし、この著者の提唱する方法が秀逸なのは、逆を可能にしてしまうことなのです。逆とは、発想に行き詰まったときにどのようにして新たな着想を得たらいいのか、ということです。これは収束的思考と発散的思考を、パソコンソフトのMS Wordやアウトラインプロセッサーを駆使しながら繰り返すことによって初めて可能になるようで、本文中では企画書の作成などを例にとりながら解説しています。
ですから、ビジネスマンといわず、論理的な文章を書かなくてはならない学生などにも広くお薦めしたい書籍です。特に日本ではこのような作文教育は行われないですから、なおさらです。作文が楽しくなることは間違いないでしょう。