近代日本語の思想―翻訳文体成立事情 の感想
参照データ
タイトル | 近代日本語の思想―翻訳文体成立事情 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 柳父 章 |
販売元 | 法政大学出版局 |
JANコード | 9784588436109 |
カテゴリ | 人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 日本語研究 |
購入者の感想
ぎゃーーーーー面白い&凄い&衝撃。
著者の本を始めて読んだんだけど、
目からウロコが落ちた量、近年最多。
大日本帝国憲法の翻訳を例にあげ、
さらに夏目漱石、志賀直哉、二葉亭四迷などの文体が、
当時、どのように新しかったのかを、
具体的な例をあげながら、論理的に解読し、しかも実感させくれる。
いやぁぁぁ、『吾輩は猫である』って、
そういう感じで衝撃的におもしろかったんだなぁ~とか、
もう、わくわくしながら読んだ。
そのために抉り出される日本語文の構造解析も刺激的で、
日本語にそもそも主語はなく、翻訳によって「主語」が作り出された、
というところから始まり
日本語の秘密や日本文化の秘密を
探り当てるような展開も、
ぎゃぎゃぎゃぎゃと驚きと興奮の連続でした。0
著者の本を始めて読んだんだけど、
目からウロコが落ちた量、近年最多。
大日本帝国憲法の翻訳を例にあげ、
さらに夏目漱石、志賀直哉、二葉亭四迷などの文体が、
当時、どのように新しかったのかを、
具体的な例をあげながら、論理的に解読し、しかも実感させくれる。
いやぁぁぁ、『吾輩は猫である』って、
そういう感じで衝撃的におもしろかったんだなぁ~とか、
もう、わくわくしながら読んだ。
そのために抉り出される日本語文の構造解析も刺激的で、
日本語にそもそも主語はなく、翻訳によって「主語」が作り出された、
というところから始まり
日本語の秘密や日本文化の秘密を
探り当てるような展開も、
ぎゃぎゃぎゃぎゃと驚きと興奮の連続でした。0