Linuxシステム[実践]入門 Software Design plus の感想

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タイトルLinuxシステム[実践]入門 Software Design plus
発売日2013-08-20
製作者沓名亮典
販売元技術評論社
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » コンピュータ・IT » OS » Linux

購入者の感想

経験で得た知識は整理が必要です。

コンピューターを普段使っている人には、日常の使用において発生した要望や思いつき、不満、トラブルなどをきっかけにして新しい知識やスキルを身につけている方も多いかと思います。このような経験から得られた知識は記憶に定着しやすいものの、体系的ではなく、「必要な知識」しか得ていないことがままあります。

技術書を読むということはこのような経験を整理し、本当の知識として自分の血肉とする行為でもあります。本であれば、必要な技術だけでなく、関連知識も一緒に手に入ります。特に不満はなかったから調べなかったけど、実はもっと便利な方法があったんだ!ということに出会えるのも、時間と紙面を割いていろんなやり方を載せている技術書ならではの体験です。

技術書は「なんとなく」で覚えた知識を正しく導いてくれる道具なのです。

本書は、趣味であれ、仕事であれ、Linuxサーバーを運用している人であればとうに知っているであろう機能や情報がそれなりに載っています。よって既にLinuxをいじくりまわしている人には物足りない内容に思えるかもしれません。でも、それらの情報と同時に別の手法や、異なる環境での手順もこの本には載っているのです。特にLinuxが起動してから各種デーモンやX Window Systemが立ち上がるまでの流れについて、Linuxサーバーとしては世界で最も利用者の多いDebianと、日本では根強い人気のあるCentOSの双方の、仕組みや手法や設定ファイルを、お互いを比較しながら事細かに解説しているのは他にない特徴です。両方を利用することがある人にとっては、非常に有用な情報源となることでしょう。

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