心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え の感想
参照データ
タイトル | 心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉村 昇洋 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344026254 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 自己啓発 |
購入者の感想
お堅いイメージの仏教の世界だが、臨床心理士さんだからか、語り口は極めてスマートで心に入ってきやすい。食前の「いただきます」と「合掌」の由来や考察とか、201頁の仏教の世界観を表した図は目からウロコで、思わず人に話したくなるような小ネタも満載。知的欲求を十分に満たしてくれる。
その根底にあるのは、著者自身が禅や仏教を「面白い」と楽しんでいて、それを他の人にもシェアしてほしいという想いだろうか?
そして象徴として良く出てくるのが、永平寺時代の失敗談。
昆布だしを引かないといけないのに、間違えて若布をもどし、薄い若布汁を作ってしまったり、先輩の和尚さんに扉を開けっ放しにしただけでものすごく怒られたり。
修行って大変なんだなぁと思う反面、彼が一貫してそれらの失敗から学ぶ姿勢は、多くのビジネスパーソンにも役に立ちそう。
その根底にあるのは、著者自身が禅や仏教を「面白い」と楽しんでいて、それを他の人にもシェアしてほしいという想いだろうか?
そして象徴として良く出てくるのが、永平寺時代の失敗談。
昆布だしを引かないといけないのに、間違えて若布をもどし、薄い若布汁を作ってしまったり、先輩の和尚さんに扉を開けっ放しにしただけでものすごく怒られたり。
修行って大変なんだなぁと思う反面、彼が一貫してそれらの失敗から学ぶ姿勢は、多くのビジネスパーソンにも役に立ちそう。