RIDEX 2 (Motor Magazine Mook) の感想
参照データ
タイトル | RIDEX 2 (Motor Magazine Mook) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 東本 昌平 |
販売元 | モーターマガジン社 |
JANコード | 9784862791665 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 車・バイク |
購入者の感想
30年振りのリターンライダーです。この本はバイクとライダーの精神的な関りや思い入れといった、他人からすれば些細でどうでもいいような部分を、哀しく愉しく表現されている切ないオハナシです。全編カラー。しかもバイクの描写は精緻。バイクに本当の愛情がなければここまで描けないと思います。風景や背景の絵柄は基本的に優しい。登場する女の好み・ストーリー構成など、読み手によって様々な感じ方はあるでしょう。しかし自分のようなバイク好きのオッサン(おばさんの感じ方は判りませんが(笑))なら多少の差はあれ間違いなく読めばカタルシスは感じる筈。そして郷愁。歳を重ねたライダーさんなら過去の愛憎の数々にまで想いを馳せる事でしょう。言いにくいですが30歳以下の経験の浅い若い方には作品が目指す崇高な妄想の世界は理解できないでしょう。この作品はあくまで大人が読んで愉しめるバンドデシネ、「大人の為の絵本」なのです。
バイカーの心情が良く現れています。
RIDEXに登場した主人公がチラッと登場する場面もあります。
それぞれ個性の異なるバイクに乗る夫婦の話が面白かった。
ああいう生活が理想です。
RIDEXに登場した主人公がチラッと登場する場面もあります。
それぞれ個性の異なるバイクに乗る夫婦の話が面白かった。
ああいう生活が理想です。