武士の献立 [DVD] の感想

武士の〜という映画を何作か見ましたが私はこの作品が一番好きかな。
ストーリーは単純だけれど話しの展開は中々楽しむ事が出来ました。
上戸彩さんや高良健吾さんの所作も良かったと思います。
ただ、気になった所が二つ…
映画はラブストーリーなんだけどエンディング曲「恋文」はちょっと違和感を感じました。
また、幅広い年代に合わせたのかセリフが現代風になり過ぎているように感じる。
なので本当は星五つでも良かったのですが一つ減らしました。

今回はレンタルで鑑賞しましたが、また見たいと思ったら次回は購入して見たいと思います。

料理をする武士。武を志しながら料理をしなくてはならない
ものに、素晴らしい料理の才能をもった嫁がきて、彼も影響を
受け変化していくという映画です。

嫁は、出戻り。通常武士の家には入れないであろうが
姑が「初鰹ありがたるそうだが、戻り鰹を好むものもいる」という
台詞などからわかるように　軽やかに笑いを入れながら同時に
動乱の姿も描いています。

役者も、それぞれ良い味がでています。
主人公の武士も、浮ついたような感じもしますがそれがまた
包丁侍としての自覚のなさを伝えてくれたりします。

悲しい話もありながら、見た人を幸せにさせてくれる作品です。