まんがで読む 古事記 (学研まんが日本の古典) の感想

中身を全て読みましたが、この本はどんな人でもわかり易いように
古事記を漫画で読んでいこうというものです。

全てを知り尽くした『古事記マニア』には物足りないかも知れません。
そういう人たちは最初から分厚い専門書でも買って読めばいいだけのこと。
…ですが、これから「古事記の世界を知ろう！」という初心者さんや、
子供の頭にもスッと入っていけるような、入門書的な感じとしては
よくできていると思います（補足的な感じで途中に説明も書かれています）。

『古事記を知るキッカケ』っていうのは大事ですからね。
この本から、もっと古事記の世界を知りたい！という時はそのあとにでも
本を監修された竹田先生の本を購入して読むとか色々できるはずです。
（竹田先生の本もオススメですので、そちらも是非読んで欲しい）

漢字には平仮名もふってあるので小学生にも読めます。
お父さんお母さん、お子さんに読ませてみては如何でしょう。
絵のクオリティも高いので大人にもオススメ♪

一見、学校の図書館に置かれていそうな本ですが、
カラーページもあってこのお値段。
私自身は古事記オタクですが、買って満足していますよ。