戦争の日本中世史: 「下剋上」は本当にあったのか (新潮選書) の感想

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参照データ

タイトル戦争の日本中世史: 「下剋上」は本当にあったのか (新潮選書)
発売日販売日未定
製作者呉座 勇一
販売元新潮社
JANコード9784106037399
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

此の本の著者により、「歴史は、確認できる事実のみから考察し、イデオロギーやイメージ、思い込みで脚色しないこと。」が必要であるとの当たり前のことを、当たり前に確認できました。特に日本史は、客観的で広範かつ多様な厳密性のある学問的な研究が不足しております。この間「陛下が、天皇家の祖先である天照大神が祭られている伊勢神宮を参拝されました。」との報道に関して、「天照大神が天皇家の祖先であるというのは、神話であるから、事実ではない。事実でないことをなぜ報道するのか。」との意見があったが、「神話であるから、事実ではない。」と言うのは、これも一つのイメージである。古事記は大変に貴重な歴史資料であり、これを文献学、民俗学、統計学等々から科学的物理学的に分析すれば、驚くべき事実が漉しとられて出てくるでありましょう。著者にはますます研究に励まれ、次回の出版を心待ちにしております。

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