カシオ ツイン液晶電卓 税計算 デスクタイプ 8桁 DV-220W-N の感想

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プログラマー歴１０年　→　事務へ転職した３０代男です。
これまでは電卓を使うことはほぼありませんでしたが、いまは多数の請求書やらを相手に電卓を叩いてます。
（買掛金請求書の照合作業）

会社からはDW-20Aを貸与されました。
カシオのホームページではエントリーモデル・生産終了と紹介されています。

DW-20Aで概ね満足していますが、ガジェットオタ・業務効率化を鑑み、DV-220Wを購入しました。

◎良い
DV-220Wの２画面。
一連の計算〜[税込]で、合計金額と税額が一度に表示されているのには満足しています。
DW-20Aでは、[税込]を連打することで、合計と税の表示を切り替えています。

●悪い
タイトル通り。ふつうのメモリー機能が欲しい。
請求書の照合作業で、いち請求内の複数項目の小計を算出するにあたり、メモリー機能を使っています。

DW-20AとDV-220Wの説明書へある、メモリー機能使用の例ですと、

DW-20A
[MRC] [MRC] (AC)
80 x 9 (=) [M+]
50 x 6 (=) [M-]
20 x 3 (=) [M+]
[MRC]　→　(結果表示)

[必須] x ６回
（）表記は省略可能な入力手順

DV-220W
[AC]
80 x 9 [=] [▽]
50 x 6 [=] [切替] [-] [▽] [=] [切替]
20 x 3 [=] [切替] [+] [▽] [=]

[必須] x 14回

DV-220Wでは、メモリー機能を使うにあたり、ふつうのメモリー機能電卓の２倍以上の打鍵が必要になってます。

これを・・・
[MRC] [MRC] (AC)
80 x 9 (=) [M+]　「サブ液晶へ、７２０」
50 x 6 (=) [M-]　 「サブ液晶へ、４２０」
20 x 3

30歳代・公務員で会計事務をしております。通算で１日１時間以上は電卓をたたきます。
カシオの事務電卓（1万円程度）のものと迷いましたが、ツイン液晶にひかれて購入。サイレントは上位機種の方が上ですが、うるさいというほどではありません。億・万の表記キーは本格的な会計業務をする人にはほとんど必要ありません。上位機種の検算（アラーム付き）が付けば間違いなく最高の商品です。
どうしても上位機種との比較になりますが、キーの安っぽさ（印刷文字）、キーの押しやすさなどは上位機種とは比べると劣りますが、金額の安さから見ると十分に活躍します。キーの文字の磨り減りなどはまた新品を買えばいいだけのことです。シャープ・カシオ・キャノン・カシオとそれなりの金額の電卓を使ってきましたが、安くても早撃ち対応しますしツイン液晶の便利さはほかではありえないことですので、久しぶりにいい買い物をしたと思いました。
何でも上位機種が欲しくなる性格ですが、この商品は満足です。
メーカーさんは、ツイン液晶をもっと全面に売り出してもいいかと思います。ツイン液晶間で計算したり数字をコピーしたりとツイン画面をフル活用できます。