Dracula (Penguin Classics) の感想

Frankenstein

1816年に書かれた小説211ページ

　ジュネーブに育ったVictor Frankenstein青年がドイツ南部の大学で研究し、ついに人造人間を作り上げたが、その不気味な姿に恐怖し、それまでの疲れもあって寝込んでしまった。人造人間は研究室から逃げ出し、旅をするうちに、言葉や読み書きを覚えるとともに、醜い自分を作ったVictorを憎むようになる…………という話が、北極海でVictorを救助した探検家によって記録されています。表現が古く読みづらいが、電子辞書さえあれば問題ないと思います。

Dracula　382ページ

　ロンドンの邸宅を購入したいというルーマニアの貴族の求めに応じて、Dracula城に行った若い弁護士が監禁され、やっとのことで逃げ帰ったが、ロンドンでは、やってきたDraculaが躍動していた。全編が数人の登場人物の日記やメモにより構成されるという特異な作品です。文体が複雑で読みにくいが、ストーリーは面白い。映画の場面を断片的に思い出しながら読んだが、こういう話だったのかと改めて感心しながら読みました。最後のNOTEの部分はAuthor’s noteかと、うっかり読み飛ばすところでした。7年後のお話が、ほんの少し書かれていました。

Dr.Jekyll and Mr.Hyde 70ページ

　高名な科学者が作り出した薬により、自分の陰の人格ばかりか、顔や体格まで変身してしまい、最後は陰の自分に支配されてしまい滅亡する話です。

　3作品の中で、一番読みにくいかと思います。