不良品 (ソフトバンク文庫) の感想

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タイトル不良品 (ソフトバンク文庫)
発売日販売日未定
製作者宇梶 剛士
販売元ソフトバンククリエイティブ
JANコード9784797330830
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆

購入者の感想

この1年この手の世界の本もいくつか読むようになりました。そこで改めて不良品。まず最近の半グレとの違いでは→前が宇梶さん。→後が暴走族OBの半グレ(後期暴走族)。
【年齢】1962年生まれ→1982年生まれ
【時代背景】バブル好景気→ロスジェネ不景気
【立地】立川市(東京郊外)→世田谷区杉並区(東京高級住宅街)
【家庭環境】貧困→中産階級
【チーム名】ブラックエンペラー→関東連合(ブラックエンペラー)
※10年前の解散済み。後期ブラックエンペラーと前期ブラックエンペラーには関係なし。
【人数】2000名→5〜10名
【対立相手】1000名〜→100-200名(渋谷チーマー)
【行為】集団暴走族→徒歩(電車)暴走族
【行動】1:1のケンカ、武器を用いない喧嘩、暴走行為を好む。バイクの
技術、喧嘩の強さ、年齢による上下関係。→少人数でのゲリラ戦。武器を使っての暴行、写真を撮っての脅迫、恐喝行為。年齢、暴力と金銭収入による上下関係。

違いは70、80年代と違い90年代の暴走族が凶悪化したこと。
特に東京では5名-10名の暴走族は、100名以上のチーマーを相手にしなかったために、急襲するような戦法やナイフや金属バットを用いた方法、ケータイや写真を使った恐喝行為に走ったことがあります。
彼らは「勝った」と吹聴してますが、単に卑怯だっただけです。
また少年法を傘にした卑怯な戦術(暴行行為を未成年の後輩にやらせる行為)や時代背景もありあくまで「カネを稼ぐ」ことにこだわったこと。そしてただ「カネを持ってる」「有名人と知り合いである」と言うだけで賞賛する気風が00年前後の日本にあったこと。

宇梶さんは10代で暴走族を卒業し芸能界でにしきのあきらさんの「付き人」など下仕事を20代でずっとこなして成長していきます。10代で収監されてからは以後1度も捕まってません。結婚して子どももいて実業を頑張ってます。
一方半グレ(後期暴走族)は、OBを頼ってまずAVスカウト会社を組織します。

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