SAPIO (サピオ) 2014年 05月号 [雑誌] の感想

無実の人間が４８年間も拘束され死刑の恐怖に怯えて絶望的な人生を生きてきた
「袴田事件」の袴田さん、見込捜査でスタートして見立てを固めると違った場合に
捜査をスタート地点に戻せない、戻ったとしても大事な証拠や証言が失われている
そうなると組織の失態、幹部の失態になるから何がなんでも見立てどうりに結論を
導こうとする、そこで冤罪、捏造という問題が発生する。
警察内部の足の引張り合いといわれた「グリコ森永事件」、隠匿工作のモンタージュ
写真の「３億円事件」、部下の意見を聞き入れず自身の思い込みを重視した「東電
ＯＬ殺人事件」いずれも未解決である。0