初音ミク ライブパーティー2013 in Kansai (ミクパ♪) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 初音ミク ライブパーティー2013 in Kansai (ミクパ♪) [Blu-ray] |
発売日 | 2013-08-30 |
出演 | 初音ミク |
販売元 | 角川書店 |
JANコード | 4582325373053 |
Disc 1 : | 秘密警察 マージナル 二息歩行 え?あぁ、そう。 恋色病棟 カラフル×メロディ *ハロー、プラネット。 いろは唄 メランコリック ココロ ぽっぴっぽー 白い雪のプリンセスは アルビノ ロミオとシンデレラ ローリンガール 結ンデ開イテ羅刹ト骸 Pana Dhilia 千年の独奏歌 RIP=RELEASE ダブルラリアット ルカルカ★ナイトフィーバー 私の時間 みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 ピアノ×フォルテ×スキャンダル トリノコシティ 歌に形はないけれど Yellow タイムマシン ARiA 右肩の蝶 Fire◎Flower 初めての恋が終わる時 千本桜 こっち向いて Baby 初音ミクの激唱 メルト Tell Your World letter song Starduster (全39曲(アンコール曲含む)) |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » ミュージック » J-POP |
購入者の感想
大感謝祭やMIKUNOPOLISで伝説を作ったバンド、THE 39sではないので、音楽面ではあまり期待していなかったが、これは予想以上に酷かった。
ミクパは前作でもサウンドがスカスカで軽い印象だった。今回、そのバンドの大したテクニックもないギター、ベース、ドラムなどのヌルく長いソロプレイがボカロ曲の間に数多く入っていて全く聴くに堪えない。ボカロ曲と旋律の繋がりもなければ演奏技術も乏しい冗長な間奏など誰が喜んで聴くというのか。ライブに行った人の感想を読むと、観客と奏者がお互い一息つくためにやむを得ず入れたのかと本気で思ってしまう…
(その点、THE 39sの安部潤さん、黒田晃年さん、田中晋吾さん、折田新さん達は、ジャズ・フュージョン系シーンで磨き上げた卓越した演奏技術をもっていた。短くとも密度の濃いアドリブプレイもオリジナルでは聴けないサウンドで素晴らしいものだった。重厚なストリングスやホーンセクションの奏者も含め、彼らはサポートアーティスト/バックバンドとしての役割をきちんと弁えたプロ集団だった。)
そして何より、歌姫たちを蔑ろにしている点(皆さん指摘している、身体の透けやベーシストとの被り、過剰な背景映像によるボカロの希薄化・後景化)が、観ていて気分を萎えさせた。背景や上部からの光線にあれだけ凝りながら、曲間での登場と退場ではただ消えたり現れたりと素っ気ない点もちぐはぐな印象を受けた。ゲームの3D映像とは異なるボーカロイドのシンプルで圧倒的な存在感こそが、ディラッドボードを使ったライブ映像の良さではないのか。
ボカロPの登場・生演奏が無いという点も残念。samfreeさんのギターソロをまた聴きたかった。
SEGAと比べて、MAGESは注力のポイントがおかしい。作り手に「愛がない」という評価も首肯できる。過去のライブ映像作品と比較した場合、酷評を受けても仕方のない出来だと断言したい。
感謝祭系のライブにない良さを挙げると、「Starduster」で、二段ステージにボカロが勢揃いして手を振るフィナーレがある点だろうか。これは前作『初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)』
ミクパは前作でもサウンドがスカスカで軽い印象だった。今回、そのバンドの大したテクニックもないギター、ベース、ドラムなどのヌルく長いソロプレイがボカロ曲の間に数多く入っていて全く聴くに堪えない。ボカロ曲と旋律の繋がりもなければ演奏技術も乏しい冗長な間奏など誰が喜んで聴くというのか。ライブに行った人の感想を読むと、観客と奏者がお互い一息つくためにやむを得ず入れたのかと本気で思ってしまう…
(その点、THE 39sの安部潤さん、黒田晃年さん、田中晋吾さん、折田新さん達は、ジャズ・フュージョン系シーンで磨き上げた卓越した演奏技術をもっていた。短くとも密度の濃いアドリブプレイもオリジナルでは聴けないサウンドで素晴らしいものだった。重厚なストリングスやホーンセクションの奏者も含め、彼らはサポートアーティスト/バックバンドとしての役割をきちんと弁えたプロ集団だった。)
そして何より、歌姫たちを蔑ろにしている点(皆さん指摘している、身体の透けやベーシストとの被り、過剰な背景映像によるボカロの希薄化・後景化)が、観ていて気分を萎えさせた。背景や上部からの光線にあれだけ凝りながら、曲間での登場と退場ではただ消えたり現れたりと素っ気ない点もちぐはぐな印象を受けた。ゲームの3D映像とは異なるボーカロイドのシンプルで圧倒的な存在感こそが、ディラッドボードを使ったライブ映像の良さではないのか。
ボカロPの登場・生演奏が無いという点も残念。samfreeさんのギターソロをまた聴きたかった。
SEGAと比べて、MAGESは注力のポイントがおかしい。作り手に「愛がない」という評価も首肯できる。過去のライブ映像作品と比較した場合、酷評を受けても仕方のない出来だと断言したい。
感謝祭系のライブにない良さを挙げると、「Starduster」で、二段ステージにボカロが勢揃いして手を振るフィナーレがある点だろうか。これは前作『初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)』