雨上がりに咲く向日葵のように ~「余命半年」宣言の先を生きるということ の感想
参照データ
タイトル | 雨上がりに咲く向日葵のように ~「余命半年」宣言の先を生きるということ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山下 弘子 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784800234377 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 闘病記 |
購入者の感想
去年に父親を肺ガンで亡くしたものです。彼女のことはNEWS ZEROとたしかNHKで知っていました。こんなに若くて美しいのに肝臓ガン(このくらい若さでがんだと乳がんといったケースが多い)ということに、何よりも驚いたことを覚えています。
本のなかで明かされる闘病の数々も読ませてもらいましたが、それよりも、私は彼女がガンに出会ったことで、生きる価値観が変化していったところの記述がぐっときました。
がむしゃらに生きようと思ったら、生き急ぐ毎日を送ってしまい、使命感に生きようと思ったら、今度は誹謗中傷に耐えられず疲れてしまった。
まるで現代に生きる私(たち)自身の悩みそのものではないかと。
そんな山下さんが、辿り着いた最後の結論が、幸せになるということでした。
父がガンになってから多くのガンの書籍、そして、ガンの闘病記を読みましたが、そのような本とは一線を画す本でした。マイナス1点は、もっと早く出版され、絶望にくれていた父に読ませられていれば、と思ったこと。ただ、それでも私自身がこの本と出会えたことを嬉しく思います。
彼女が一筋の光を求め、懸命に生きる。その生き様が詰まった書籍といえます。
駄文失礼しました。
本のなかで明かされる闘病の数々も読ませてもらいましたが、それよりも、私は彼女がガンに出会ったことで、生きる価値観が変化していったところの記述がぐっときました。
がむしゃらに生きようと思ったら、生き急ぐ毎日を送ってしまい、使命感に生きようと思ったら、今度は誹謗中傷に耐えられず疲れてしまった。
まるで現代に生きる私(たち)自身の悩みそのものではないかと。
そんな山下さんが、辿り着いた最後の結論が、幸せになるということでした。
父がガンになってから多くのガンの書籍、そして、ガンの闘病記を読みましたが、そのような本とは一線を画す本でした。マイナス1点は、もっと早く出版され、絶望にくれていた父に読ませられていれば、と思ったこと。ただ、それでも私自身がこの本と出会えたことを嬉しく思います。
彼女が一筋の光を求め、懸命に生きる。その生き様が詰まった書籍といえます。
駄文失礼しました。