「仮想通貨」の衝撃 (角川EPUB選書) の感想
参照データ
タイトル | 「仮想通貨」の衝撃 (角川EPUB選書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | エドワード・カストロノヴァ |
販売元 | KADOKAWA/中経出版 |
JANコード | 9784040800127 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 |
購入者の感想
もともと投資や金融工学に関する本を探していた途中にたまたま目に止まって読んでみた本。
タイトルを見たときはビットコインなどの仮想通貨に関する歴史的な話かと思っていましたが、実際にはもっと広い意味で仮想的な価値について考察してあります。
いくつか金融や経済に関する本は読んできましたが、こういった考え方はかなり新鮮でした。
ビットコインなどは特に日本においてはあまり身近に感じる人は少ないかもしれません。
しかしコンビニのポイントカード、飛行機のマイル、果てはソシャゲへの投機などなどは果たして実際のお金と同じ価値があるといえるのか?
ソシャゲに価値なんてないといってみたり、たかがポイントというのは簡単ですが、実際の経済の規模は実経済と比較しても遜色のないものが数多くあります。そもそもどうして実際の経済ではないといえるのか?
筆者はいくつものバーチャルな価値のあるものを取り上げて、そういったものから広い意味での仮想通貨がどういう性質を持っている、そしてどこに向かっていくかを具体的な例を交えて掘り下げていきます。
「現代」のお金の価値を考える上でもグレーゾーンなのかもしれませんが、こういった視点からお金を考えることは不可欠ではないか?
経済なんて興味のない人がこのタイトルを見て読む気になるのかはあやしいですが、そんな人こそ一読する価値はあると思います。
タイトルを見たときはビットコインなどの仮想通貨に関する歴史的な話かと思っていましたが、実際にはもっと広い意味で仮想的な価値について考察してあります。
いくつか金融や経済に関する本は読んできましたが、こういった考え方はかなり新鮮でした。
ビットコインなどは特に日本においてはあまり身近に感じる人は少ないかもしれません。
しかしコンビニのポイントカード、飛行機のマイル、果てはソシャゲへの投機などなどは果たして実際のお金と同じ価値があるといえるのか?
ソシャゲに価値なんてないといってみたり、たかがポイントというのは簡単ですが、実際の経済の規模は実経済と比較しても遜色のないものが数多くあります。そもそもどうして実際の経済ではないといえるのか?
筆者はいくつものバーチャルな価値のあるものを取り上げて、そういったものから広い意味での仮想通貨がどういう性質を持っている、そしてどこに向かっていくかを具体的な例を交えて掘り下げていきます。
「現代」のお金の価値を考える上でもグレーゾーンなのかもしれませんが、こういった視点からお金を考えることは不可欠ではないか?
経済なんて興味のない人がこのタイトルを見て読む気になるのかはあやしいですが、そんな人こそ一読する価値はあると思います。