夕陽コレクターズ・ブルーレイBOX(3枚組)(初回生産限定) [Blu-ray] の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

2009年にリリースされたDVD-BOXを買い損ねて、気づいたときにはもう8000円を超えていて、中古でもいい値段するので、今回DVDより安いこちらを即購入。
予告編を見て、とにかく３作品とも吹替音声を追加収録した「完声版」を楽しみにしていましたが、本日視聴してみてやはり素晴らしかったです。

この前リリースされた「荒野の用心棒」のBDでも思いましたが、やはり多田野曜平さんの“イーストウッドを演じる山田康雄の真似”は文句なしです。
商品説明に「日本語吹替音声は、現存するテレビ放送当時のものを収録しております」という表記がありましたが、
これは「夕陽のガンマン」だけ吹替が２本入っていて、１本は完声版、１本はカット版という意味。

そして、封入されている48ページのブックレット。これはボリュームがあり、セルジオ・レオーネの生い立ちから、「夕陽」の誕生、そして吹替追加収録に関する舞台裏の話、劇中に登場する銃のことまで、語り尽くされている。
解説書を詳しく読んでみると、「夕陽のギャングたち」の吹替に関するパートや、ディスクのクオリティに関するパートなどは前の解説書にはなかったらしく、こちらも読み応えがあった。こういったBOXはいくつか所有しているが、この解説書は他では見たことのないくらい情報量が多い内容となっている。

あと！解説書で多田野さんが「イーストウッドの声は、今後も演じてみたい」と語っていたので、「ダーティー・ハリー」も多田野さん追加録音でリリースお願いします！