虹の戦士 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル虹の戦士
発売日販売日未定
製作者William Willoya
販売元太田出版
JANコード9784872334791
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » その他の外国文学

購入者の感想

まず装丁がすごく素敵。帯が山脈の形になっていて、ビニールカバーがかけてあり、永く読み継がれていくことへの配慮も素晴らしい! 

この本の素晴らしさは、言葉では説明しきれません。まず手にとって読んでいただきたいので、以下に少し抜粋させていただきます。
「いずれ、将来、動物たちが姿を消しはじめるだろう。人々はオオカミの姿も目にすることがなくなる。熊も、鷲も、見なくなるだろう。姿を消しはじめるのは動物だけではないぞ。大きな木たちもまた消えてゆく。人々は互いに争うことばかりで、愛しあうこともなくなるだろう。空にかかっていた美しい虹も色あせ、人々はもう虹を目にすることはなくなるだろう。

 そしてそうなったとき、そこに一群の子どもたちがあらわれる。この子どもたちは動物を愛する。消えた動物たちを呼び戻すことになるだろう。この子どもたちは木を愛し、もう一度大きな木を呼び戻すだろう。この子どもたちは人間として互いに愛しあい、もう一度人々がみんなで互いに幸せに暮らせるように力を貸すことになるだろう。この子どもたちは、空にかかる虹を愛する。もう一度大きな虹を大空に呼び戻してくれることだろう。だからこそ、われわれインディアンは、この子どもたちのことを『虹の戦士』と呼ぶのだ」

「…そのとき、東の方より一本の偉大なる光が差し込んでくる。その光はインディアンのハートに届くはずだ。火は大草原の野火のごとく勢いよく燃え上がるだろう。かれらは人種と人種のあいだに愛を広げるだけでなく、それぞれ異なった宗教のあいだにも愛を広げていく……その光をおまえは見つけなくてはならない……おまえの探しているものは、とてつもなく大きく、しかも素晴らしいものだ。世界中のすべての人が、そのなかに安息の場所を見つけられよう。その日が来たときには、ここにあるいくつもの丸い円は理解と調和の大きな丸のもとに集まるのだ」

<虹の戦士>

誰からの指示も命令もうけない

自分の好きな社会をつくるために何かを自発的にはじめ行動する人

正義と平和と自由を認め、偉大なる精霊の存在を認める存在

動物が好き、木が好き、人間が好きな人

<癒しの連鎖>

「自己」「社会(共同体)」「地球」「宇宙」

虹の戦士という話を私は「地球村」で知りました。

そこでは「虹の戦士」ではなく

<虹の天使>という表現をされていました。

「絶望に効く薬9」を読むと<虹の天使>が紹介されています。

ご興味があれば読んでみるといいかもしれません。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

虹の戦士

アマゾンで購入する
太田出版から発売されたWilliam Willoyaの虹の戦士(JAN:9784872334791)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.