踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿 の感想
参照データ
タイトル | 踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿 |
発売日 | 2014-04-05 |
製作者 | 北山 猛邦 |
販売元 | 東京創元社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
類まれな観察眼や推理力を持ちながら、引きこもり(がち)で
人間が苦手な名探偵・音野順と、音野の大学時代の知り合いで、
今は音野が解決した事件を脚色することで小説を書いている
作家・白瀬白夜。この2人が主人公のミステリー作品であり、
本作では5つの事件が描かれています。
白瀬は作家としてのネタのために協力しているというよりは、
音野の一番のファンであり、放っておくと引きこもってしまう
音野を叱咤激励しつつ、事件を解決していきます。
つまり2人の関係は、(力関係は異なりますが、)シャーロック・
ホームズのホームズとワトソンであり、ホームズ同様、
書き手はワトソン役の白瀬です。
5作の事件設定やトリックは、かなり漫画チックな内容であり、
また、横暴だけど憎めない顔見知りの警部がいたりと、
かなりベタな展開を見せます。しかし、この”ベタ”こそが
本作の魅力なのだと思います。
怖くもなくサラッと読める推理小説であり、あまり深いことを
考えたくない通勤・通学のお供に最適だと感じました。
人間が苦手な名探偵・音野順と、音野の大学時代の知り合いで、
今は音野が解決した事件を脚色することで小説を書いている
作家・白瀬白夜。この2人が主人公のミステリー作品であり、
本作では5つの事件が描かれています。
白瀬は作家としてのネタのために協力しているというよりは、
音野の一番のファンであり、放っておくと引きこもってしまう
音野を叱咤激励しつつ、事件を解決していきます。
つまり2人の関係は、(力関係は異なりますが、)シャーロック・
ホームズのホームズとワトソンであり、ホームズ同様、
書き手はワトソン役の白瀬です。
5作の事件設定やトリックは、かなり漫画チックな内容であり、
また、横暴だけど憎めない顔見知りの警部がいたりと、
かなりベタな展開を見せます。しかし、この”ベタ”こそが
本作の魅力なのだと思います。
怖くもなくサラッと読める推理小説であり、あまり深いことを
考えたくない通勤・通学のお供に最適だと感じました。