猿の部長 (PHP文庫) の感想

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タイトル猿の部長 (PHP文庫)
発売日2014-12-03
製作者竹内 謙礼
販売元PHP研究所
JANコード9784569762241
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » マーケティング・セールス » 一般

購入者の感想

マーケティングのプロフェッショナルである滝川は、部長以上が猿の世界に迷い込む。
ライフ商事の赤字事業部を黒字化させるために、猿の部長たちを相手にマーケティング戦略を展開し、事業を立て直していく。
マーケティング戦略の本というよりは、SFサラリーマン冒険小説という感じで楽しく読めた。

一見、難しいマーケティングの手法を、物語風に分かりやすく書かれています。
よくありがちな「自分のマーケティングの何が悪いのか分からない」悩みを、ズバリと指摘して解決していく様は、推理小説を読んでいるように痛快です。
コンサルタントを生業としている人ならではの内容に加え、登場人物も個性豊かで最後まで一気に読んでしまいました。
小学生の娘も面白いと言っていましたので、物語だけでも十分に楽しめるはずです。
自分の経営に当てはめられるか?
それは、読者自信のセンスではないでしょうか。

会社の経営をしています。

ただ、いままでは
「プレイングマネジャー」
として自分で考えて、自分で行動し、自分で反省して、自分で成長してきました。

なので、マーケティングという言葉は知らずに
結果だけ求めてもくもくと仕事してきました。

この本にでてくるような
「セグメンテーション」
「ポジショニング」
「差別化」
「組織化」
などは自然とやっていたんだと思います。
いちおう結果はついてきたので・・・

ただ、逆にそれがまずかった・・・
部下に教えることができない。。。
よく言われる「暗黙知」に自分がなってしまっていたんです。

そこでいろんなマーケティングの本を読んでいる間に
この本に出会いました。

この本を読んだおかげで
「マーケティングをもっともっともっと知りたい!!」
と思いました。

今まで暗黙知になってしまった結果、
マーケティングの本をいろいろと読んでいたので、

「あ~、このことね」

というのはわかりました。
でも、会社の仕事として使えていない自分がいる。

だからこそ、
「もっともっとマーケティングを勉強して、
 実践して、自分のものにしたい!!」
と思えることのできた1冊です。

なので、

× マーケティングを教えてくれる本
○ 勉強意欲(モチベーション)をあげてくれる本

だと思います。

この本だけだとマーケティングの能力を
上げることはできません。
実践も難しいでしょう。
応用しようにも、他のツールを使わないと難しいと思うから。

ただ、モチベーションを上げるのに、
ここまで役に立った本も久しぶりだなぁ~と
思うくらいストーリーが簡単だし、おもしろかったです!

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