椿山課長の七日間 朝日文庫 の感想

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タイトル椿山課長の七日間 朝日文庫
発売日2012-08-01
製作者浅田 次郎
販売元朝日新聞出版
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椿山課長の七日間 朝日文庫 とは

   激務がたたり脳溢血で突然死したデパートの中年課長が、たった7日間の期限つきで現世に舞い戻ってくる。ただしみずからの正体を明かすことは許されず、39歳の独身美女の姿を借りているため、行く先々で珍騒動が巻き起こる。家族に、仕事に、やり残したことをやり遂げ、主人公は無事成仏できるのか。行動をともにするやくざの組長と小学生のストーリーをからめつつ描かれる、ハートウォーミングな「死者の自分探し」の物語である。

   もともと新聞連載小説だけに、随所に泣き笑いのつぼが設定されており、著者独特の歯切れのいい文体ともあいまってたちまち引き込まれる。脇役の一人ひとりまで丁寧にキャラクター設定された「優しい人」「いい人」たちによるファンタジーは、まさに浅田節の真骨頂だ。おまけに中年の純情恋愛までが織り込まれ、山あり谷ありで読者を飽きさせない。やや意外なラストシーンはほろ苦くも温かい味わいを残す。

   美しい女性の肢体をわがものにした主人公の行動のおかしみ、間抜けな死に方をしたやくざのべらんめえ口調の説教節など、著者ならではのディテール描写、懐かしくも美しい日本語の世界などは、本筋をはなれても楽しめる。死をめぐり、家族間、世代間で感想を述べ合うきっかけとしても好適のエンターテイメントといえよう。(松田尚之)

購入者の感想

 現在中学3年の受験生です。毎日毎日受験勉強をしています。

あるとき、父がこの本を読んでいました。「今日買ったんだよ。結構面

白そうだよ。」と。 一週間後、父にこの本を薦められました。

受験勉強中でしたが、少し読みました。

・・・・・・止まらない。

一気に読み終えました。当然母は怒りました。

今僕達が生きている現実の世界とはかけ離れた世界。天国地獄

本当にこんなことがあるのだろうか?いや本当にあるのではないかと、

思い、いろいろと想像してみました。

生きている間にどうしても「嘘」はついてしまうものである。

しかし、嘘をついたまま死ぬ、となると絶対に後悔が残る。

だから、もう周りの人たちを困らせたりする嘘はやめたい。

いろいろと思索できた。

本を読んで思索をしない人がいる。その人は、本を読んでいる意味がな

いおもう。

この本を読み終わったあと、なぜか涙が出てきた。

もし、今、自分が死んだら・・・・・家族が死んだら・・・・・・

絶対に後悔のない人生にしたいと思う。

今は15歳だけれど、1年で3年分くらい成長できるように

生きて生きたいと願う。

浅田次郎さん!!!!  ありがとう!!!!!

おもしろかった!!!!!!!!!!!!

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