ハチワンダイバーDS の感想

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現時点（2010年3月）で、DS将棋ゲームのナンバーワンだと思います。

対戦相手は７人から選べ、「クル」が一番弱く「中静そよ」が最強です。
強さはハードの「中静そよ」で「銀星将棋ＤＳ」の最高レベル（４段）に匹敵します。
しかも思考スピードが「銀星将棋ＤＳ」より早くなっています。
また、初心者が安心して指せるための「イージーガイド」機能が搭載されています。
「イージーガイド」は、良手と悪手を表示して選択させるというものですが、
良手の方が最善手でないことも多く、その事に気が付けるレベルになれば有段者だと思います。

勝っていけば最終的に強さを「３段階×７人−１（そよのイージーは無し）＝２０段階」
選べるようになります。

対局中の形勢が常に表示され、キャラクターの表情も変わるので１手１手指す手応えがあります。
ただ、形勢表示は３手先くらいしか読んでいないようで、５手先以上読める人にはあまり参考に
ならないかもしれません。

音楽や駒音、王手のアクションもなかなか凝っていて、臨場感を持って将棋が指せます。

ストーリーモードで「中静そよ」と対戦するには、第６話を勝利した時点で「中静そよ」の
好感度が１００でなければなりませんが、好感度を１００にするにはストーリーモードの
選択肢をきちんと選ぶ必要があります。
（勝負は即受ける。条件を出す。一緒に食事はしない。etc）

第１話で「アキバに行かない」を２回連続選択すると「海豚マス夫」が登場します。
その後、第１話〜第４話を全て勝利し、第５話で「シト」に負けると、
第５．５話（二こ神VS海豚マス夫）が出現します。
個人的にはこの第５．５話が一番難しいと感じました。

勝っていけば、「はさみ将棋」や「修行モード（詰め将棋）」などもできるようになるので、
将棋を指す情熱を失わずにゲームを継続できますし、
強さがハードの「中静そよ」は有段者レベルなので、十分強くなった後でも楽しめます。