学力低下は錯覚である の感想
参照データ
タイトル | 学力低下は錯覚である |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 神永 正博 |
販売元 | 森北出版 |
JANコード | 9784627975118 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
この本は「小中高の学生の学力が低下していない」と、単純に主張しているワケではない。かといって、向上しているとも言っていないが。今のデータからはどちらとも断言できない、という見解は、数学者としては当然だろう。統計を学んだ者なら、この程度のぶれは誤差の範囲内だと知っている。他の国の成績を検討してみれば、結構ぶれていることがよくわかる。教育制度が変わらなくても成績はぶれる。
受験産業としては、とにかく「学力低下がこんなにひどいんだ」と、あおらなければ商売にならない。学力低下をあおっている人がどういう人か見てみればわかる。子どもを持つ親としては、冷静に考えなくちゃいかんだろうと思うのだが、学生の親を見ていると、意外と気付いてない人が多いようだ。こういう本を書くと、一部の塾関係者あたりから強力なバッシングを受けるでしょうね。
受験産業としては、とにかく「学力低下がこんなにひどいんだ」と、あおらなければ商売にならない。学力低下をあおっている人がどういう人か見てみればわかる。子どもを持つ親としては、冷静に考えなくちゃいかんだろうと思うのだが、学生の親を見ていると、意外と気付いてない人が多いようだ。こういう本を書くと、一部の塾関係者あたりから強力なバッシングを受けるでしょうね。