植物はヒトを操る (Mainichi Science) の感想
参照データ
タイトル | 植物はヒトを操る (Mainichi Science) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | いとう せいこう |
販売元 | 毎日新聞社 |
JANコード | 9784620319896 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 植物学 |
購入者の感想
本の主旨はタイトルそのまま。植物は自分たちが生きて行き、繁殖するために人を利用する。まるで、お猫様が人間にご機嫌を伺わせるように。植物も必死である、杉花粉が花粉症の原因になり、杉が伐採されブナに植え替えられてくると、杉も「こりゃ、やばい!」と花粉症を発症しない杉花粉を出すようになる、とか、白い花は滅びの色、受粉をする虫には見えない色(虫の代わりを人間が行う)とか。植物の面白い話が、てんこ盛り。「育稙」に関して昔(江戸時代)の日本は西洋の技術を遥かに凌駕していた、とのこと。暇なお侍が多かったから、とか、とにかく読んでいて飽きない本。
あっという間に読み終えるので、誰でも一度は読んでみる価値のある本。花の見方が変わる本です。
あっという間に読み終えるので、誰でも一度は読んでみる価値のある本。花の見方が変わる本です。