(017)母という病 (ポプラ新書) の感想
参照データ
タイトル | (017)母という病 (ポプラ新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岡田 尊司 |
販売元 | ポプラ社 |
JANコード | 9784591137772 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
私は傍目にはコンプレックスなど、絶対に出る余地がない人間に見えるようですが、実際は小さなことで、鬱っぽくなることに、ここ数年疑問を持ち始めました。いろいろは本を読んでいくうち、日本人の先生の中ではこの岡田尊司先生の「愛着障害」のご本が、一番、納得がいきましたので、続いてこの本を買いました。自分にとって、あきらかに「母」が元凶であるのは事実であり、母親に違和感を感じて始めた方には、他の方も書いておられるように、とても有用なご本だと思います。
ただ、関連の著作をたくさん読んだ私にとっては、特にこの本のアプローチは、少し納得が行かないところもありました。子供が小さいときに外で働く女性が、基本的には良い母になれないようにも受け取られる描写です。さらに、最終的に「親を許す」必要があるという点が、最悪で、ある意味ショックでした。この点は、スーザン・フォワード著の「毒になる親」のほうに、はっきりと「親を許す必要はない」と書かれていて、私にはそちらのスーザンのアドバイスのほうが、受け入れやすかったです。これらの点で★を減らしています。
そういう意味で、自分自身が母との関係に悩む方には、あまりお勧めしません。
ただ、関連の著作をたくさん読んだ私にとっては、特にこの本のアプローチは、少し納得が行かないところもありました。子供が小さいときに外で働く女性が、基本的には良い母になれないようにも受け取られる描写です。さらに、最終的に「親を許す」必要があるという点が、最悪で、ある意味ショックでした。この点は、スーザン・フォワード著の「毒になる親」のほうに、はっきりと「親を許す必要はない」と書かれていて、私にはそちらのスーザンのアドバイスのほうが、受け入れやすかったです。これらの点で★を減らしています。
そういう意味で、自分自身が母との関係に悩む方には、あまりお勧めしません。