万葉集一日一首 (致知一日一言シリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 万葉集一日一首 (致知一日一言シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 花井 しおり |
販売元 | 致知出版社 |
JANコード | 9784884748562 |
カテゴリ | 古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » 万葉集 |
購入者の感想
予想以上に、面白い。
今までの『万葉集』本と決定的に違うのは、秀逸な歌や季節の歌でまとめたアンソロジー集という形式ではなく、「詠まれた日付を第一に」して編まれているという点。
「歌」よりも「日付」、今までそんな側面から作られたものがあったであろうか?
日付が判明しているものは、その日付に当てはめ、空欄になっている日付には、それに相応しい関連のありそうな歌を配する。
そして何よりも、その日付はあくまでも旧暦で見なければならない。
旧暦1日は「新月」であり、旧暦3日目だから「三日月」、15日ゆえに「15夜=満月」。
現代のカレンダーではなく、旧暦と対比しながら読むと、この本の意味合いがますます上ってくる気がする。
今までの『万葉集』本と決定的に違うのは、秀逸な歌や季節の歌でまとめたアンソロジー集という形式ではなく、「詠まれた日付を第一に」して編まれているという点。
「歌」よりも「日付」、今までそんな側面から作られたものがあったであろうか?
日付が判明しているものは、その日付に当てはめ、空欄になっている日付には、それに相応しい関連のありそうな歌を配する。
そして何よりも、その日付はあくまでも旧暦で見なければならない。
旧暦1日は「新月」であり、旧暦3日目だから「三日月」、15日ゆえに「15夜=満月」。
現代のカレンダーではなく、旧暦と対比しながら読むと、この本の意味合いがますます上ってくる気がする。