SHARP デジタルコードレス電話機 子機2台タイプ JD-G30CW の感想

実家で使っていた、20年以上前に買ったコードレス留守番電話の買い替えとして、この製品を選びました。

買い替えの理由は故障ではなく、子機のボタンに印刷されていた数字が、長年の使用ですり減って消えてしまったからです。油性ペンで上から数字を書き加えても長くは持たないし、ちょっと不恰好。もう十分使ったからいいよね、ということで買い替えることにしました。

このため、当初、品選びの時には、子機のボタンが「印刷ではなく２色成型で作ってあるか、または、携帯電話ではよくある透明ボタンでその内側に数字が印刷されているもの」を条件として探したのですが、各社のカタログを見てもそういう観点での記載はなく、写真を拡大表示してみた感じでは、大部分の製品がコストダウンのため数字をボタンの表面に印刷しているようでした。透過光でボタンを光らせるタイプのユニデン製品の写真の中に、斜めから撮影したボタンの数字が屈折率の影響と思える微妙な歪みを持っているものが見つかり、これは内側に印刷してあるはずと思ったのですが、最終的には実物を見なければわかりません。数日間調べてみて、これぞ、というものが見つからなかったので、「どうせ、ボタンの数字がすり減って消えるのは20年後だ」と割り切ることにしました。

もう一点、選択において気にしたのは、2.4GHz帯を使っている無線LANとの干渉です。どうせ買うなら、無線LANと同じ 2.4GHzを使っていて無線LANと干渉しあう可能性のある従来型のコードレス電話ではなく、近年定められた統一規格で 1.9GHz帯を使っている DECT方式の製品がいいな、と考えました。

最後に、父が自分の部屋に専用の子機を欲しがっていたので、子機が二つ付属することも必須。

ボタンの数字の件はあきらめるとして、残り二つの条件を満たし、価格が安く、名の通ったブランドの製品・・・　と、なると、世の中に多数ある製品の中でもかなり選択肢が限られます。アメリカで使用されている安価な