KC ギグバッグ CSA-100 の感想

以下、3種のギターで収納具合を試してみました。

■収納できるギターの全長について
（1）エピフォンカジノ（16フレットジョイント・全長約104.5cm ）…すっきり収まる。
（2）エピフォンカジノ （17フレットジョイント・全長約105cm強）… すっきり収まる。
（3）エピフォン・シェラトン２（19フレットジョイント・全長約108.5cm）… 無理に押し込めば収まる。

・全長が’カジノ’より3cmほど長い’シェラトン２’の場合、無理に押し込めばとりあえずは入りますが、ギグバッグのヘッド先端部分の形状は完全に崩れ、「富士山状態」になります。全長的に余裕がまったく無いので、使用回数や使用法によってはヘッド先端の塗装が薄れてきたり剥がれたりするなどの破損を被る恐れがあり、このような使用法は避けるべきでしょう。

※全長はギターを裏返し、ヘッドの先端からエンドピンまでを含めてメジャーで計測しました。計測値は参考程度にとどめてください。

■収納できるギターの厚さについて
収納が可能な上記３種セミアコのボディー部の厚さは、本体サイドの幅が約4.5cm、最も厚いセンター付近でブリッジを含めて実測で約8.5cmでした。

※厚さは、メジャーをサウンドホールに差し込んでトップ表面までが約5cm、バック（裏板）の厚さが5mm、それにブリッジの高さが約2cm、さらにボディー本体のアーチ形状（ふくらみ）を1cm程度加味しました。計測値は参考程度にとどめてください。

■緩衝性能について
決して万全かつ最高水準などとは言えませんので、ギターに対する各人の思い入れによっては、より緩衝性能の高いバッグが必要になろうかと思います。

■セミアコ用のギグバッグは種類が限られており、’KC ギグバッグ CSA-100