To the Ends of the Earth[PAL-UK] の感想

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参照データ

タイトルTo the Ends of the Earth[PAL-UK]
発売日販売日未定
出演ベネディクト・カンバーバッチ
JANコード5060352301205
カテゴリ » DVD » ジャンル別

購入者の感想

 名付け親の助けでオーストラリアの行政官にもらったエドマンド・タルボット(ベネディクト・カンバーバッチ)が、イギリスから任地のシドニーまで航海するを描いたドラマ。シャーロックやホーキンスのような天才役ではありません。有力者にコネを持ち、身分、立場を利用して振る舞う貴族のお坊ちゃんが、航海の中で成長していく、という役柄です。10年近く前の若々しい姿で、ほぼ出ずっぱりで航海中の感情の浮き沈みを熱演しており、内容以前にファンの方には必見かも知れません。
 内容自体、19世紀の帆船で、地球を半周するような大航海をするドラマは大変珍しく興味深いものでした。船長、士官、船員、乗客の人間関係やごみごみして汚そうな船内や荒天の際のひどい揺れ方などがリアルに描かれており、カンバーバッチファンでなくても楽しめるでしょう。
 日本で知名度の高そうなキャストは、ドラマ中でもすごい存在感のあったサム・ニールくらいですが、船長役のジャレッド・ハリスをはじめ、本国では有名な俳優が出演しているようで、ドラマとしての完成度は高いと感じました。ヒロインのマリオンは、ラブアクチュアリーでマーティン・フリーマンの相手役だったジョアンナ・ページ。美人ではありませんが、かわいらしくて個性的です。映像に関しては、船内シーンがいかにもセットだと思った個所もありましたが、本物の帆船を航海させた屋外シーンは秀逸でした。
 2005年BBC制作で、90分3話の270分からなるテレビミニシリーズです。いったん廃盤となり、カンバーバッチ人気のおかげで再度売り出されたようです。DVD2枚組で、特典映像はありませんでした。音声、字幕とも英語のみです。英語自体聞き取りにくく、単語や表現も難しくて、字幕を見ても理解できない個所が多数ありました。映像を見ればある程度推測できますが、英語に自信のない方は、あらすじを検索してから見た方が良いかもしれません。リージョンコードは日本と同一ですが、再生方式は異なっており、PAL互換再生機かパソコンでの鑑賞になります
 
 

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