この世に命を授かりもうして (幻冬舎ルネッサンス新書 さ-5-1) の感想

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参照データ

タイトルこの世に命を授かりもうして (幻冬舎ルネッサンス新書 さ-5-1)
発売日販売日未定
製作者酒井 雄哉
販売元幻冬舎ルネッサンス
JANコード9784779060915
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門

購入者の感想

87歳で今年2013年9月23日に亡くなった。
大阿闍梨の酒井さんの9月上旬の「最後のインタビュー」から
書き起こした本だということ。なくなる20日前のお言葉ということになる。

どこか死期を悟っているかのような会話がところどころに出てくる。

それは別としても、大悟の人からのメッセージは
日本人への遺言のように響いてくる。

・がんを知る おのれの不始末を知る
・病と向き合う
・死は怖いものではない
・結縁
・歩くことが生きること
・「苦」を「楽」にする知恵
・いま、この瞬間を大切に
・夢と現実の狭間で見たもの
・愛別離苦
・この世に命を授かりもうして

どの章も読みたくなるタイトルだった。

「いま」をきれいにしておれば極楽に行ける。
漫然とやらずに「こういうことをやった」と胸をはれるようにやることが大切。
苦しいことの中にも楽しいこと、楽なことを見つける。

そういった胸にしみることをたくさん聞けます。

著者の酒井さんは、1926年に生まれ、2013年9月23日に癌で亡くなっている。その9月上旬に2度にわたって自坊の長寿院で行われたインタビューをまとめたもの。

どういう人かというと比叡山に残る千日回峰行(大体7年かけてやる荒行)を2回やったお坊さん。実に明るく達観している。

まあ、マイペースで自然に、たゆまず人生を歩きなさい、ということかな。

千日回峰行は荒行なのだが彼には苦行ではなかったらしい。まあトライアスロンに挑戦する人もエライと言えばエライ。私は数学の森や山を歩き回って飽きることがない。そんなことをしてエライかというとほっといてちょうだい、というとこかな。

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