一般気象学 の感想

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参照データ

タイトル一般気象学
発売日販売日未定
製作者小倉 義光
販売元東京大学出版会
JANコード9784130627061
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 地球科学

購入者の感想

私は、某国立大学理学部で化学を専攻しておりました。
化学を学ぶ上で高等学校物理以上の物理学を学ぶことが自然な流れで必要になり、その楽しみや喜びを味わい続けながらアラフォーになりました。
現在、高等学校教諭ですが、科学(サイエンス)の楽しさ、必要性を次世代に伝えることに、やりがいと大きな責任を感じています。
そんな中で、環境問題、異常気象、地元鳥取県で起こる地震について自分で考えたり、高校生と議論する中で、気象学を学ぶことに目覚めました。
そこで出会ったのが「一般気象学」です。
これまで学んできた物理学・化学が気象・天体・地質に深い結びつきがあり、知的好奇心が満たされたり、かき立てられたり、自分自身が大きな刺激を受けています。
気象学を学ぶのを楽しむことはもちろん、自分が科学(サイエンス)とどう向き合うのかを考えるヒントとなる、自分の人生の中で重要な1冊になっています。

気象予報士試験が開始された当初は、受験者はみんなこぞってこの本を買ったものです。
試験の「学科一般知識」は、この本の章立てをもとに作成されています。なので、当時は
みんなこの本を買ったわけですが、当時は、この本と最新天気予報の技術しか頼りになる
本がなかったのだともいえます。
ただ、今はいろんな試験攻略本が巷で売られるようになっていますからあえてこの本を使
って試験勉強をする意味合いが薄れてきていると思います。
また、この本は難しい数式が多く登場してくるので初心者にとってはとっつきにくいと思
います。
一般気象学は、今読んでもすばらしい本だと思います。ただ、試験勉強をするのであれば、
この本を読んでいる暇があるんだったら他の本で勉強したほうが「効率が」よいと思います。

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