これ1冊でわかる! オリジナル・メロディーにコードをつける方法(CD付) の感想
参照データ
タイトル | これ1冊でわかる! オリジナル・メロディーにコードをつける方法(CD付) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 浦田 泰宏 |
販売元 | シンコーミュージック |
JANコード | 9784401640645 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 音楽理論・音楽論 |
購入者の感想
タイトルの通り、メロディーをハーモナイズする方法を解説した本です。
常に「メロディーにコードづけを行う」という視点から解説はしていますが、内容としては一般的なコード理論の入門本と大きな差異はありません。コードづけに特有のトピック、例えば「リハーモナイズ」とか「コードチェンジの頻度」とか「メロディーのどの音を非和声音にするか」などの点にはほとんどページが割かれておらず、「ジャンルごとのコードづけの差異」なども詳しくは解説されていません。
また、いくつか誤植もあります。例えばP44のDbM7コードの譜面ではDにつくフラットが落ちています。またP21にハーモナイズ方法の基準として「メロディーの半音上を含むコードは合わないことが多い」と記載がありますが、逆です (正しくは「コード音の半音上を含むメロディーは…」or「メロディーの半音下を…」)。この基準を説明する譜例では正しい説明になっているので、単に書き間違えただけだとは思うのですが、ちょっと不注意すぎる気がします。
一般的なコード進行本として見ると、悪い内容ではないとは思います。ですが、誤植はありますし、おそらく類書はたくさん存在すると思うので、敢えてこの本を選ぶ理由はない気がします。
常に「メロディーにコードづけを行う」という視点から解説はしていますが、内容としては一般的なコード理論の入門本と大きな差異はありません。コードづけに特有のトピック、例えば「リハーモナイズ」とか「コードチェンジの頻度」とか「メロディーのどの音を非和声音にするか」などの点にはほとんどページが割かれておらず、「ジャンルごとのコードづけの差異」なども詳しくは解説されていません。
また、いくつか誤植もあります。例えばP44のDbM7コードの譜面ではDにつくフラットが落ちています。またP21にハーモナイズ方法の基準として「メロディーの半音上を含むコードは合わないことが多い」と記載がありますが、逆です (正しくは「コード音の半音上を含むメロディーは…」or「メロディーの半音下を…」)。この基準を説明する譜例では正しい説明になっているので、単に書き間違えただけだとは思うのですが、ちょっと不注意すぎる気がします。
一般的なコード進行本として見ると、悪い内容ではないとは思います。ですが、誤植はありますし、おそらく類書はたくさん存在すると思うので、敢えてこの本を選ぶ理由はない気がします。
たしかに良いメロディーが思い浮かんでいるのに、しっかりとした方向性のアレンジを形にしたかったけど、なかなかいいコード付けができなかった人には、すごく丁寧な解説でわかりやすくアレンジができるようになると思い、とても良かったです。