物乞う仏陀 (文春文庫) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル物乞う仏陀 (文春文庫)
発売日販売日未定
製作者石井 光太
販売元文藝春秋
JANコード9784167717919
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

「貧しさ・無教育からもたらされる。醜いアジア」が描かれる。もちろん、弱く貧しい人の側に寄り添って、感謝されつつ一生を送った修道女、産婆、祈祷師も出ては来るが。

 本書に一切の挿絵はない。文章だけで「もうやめてくれ」と叫びたくなるような描写だからだ。そして。それらは事実だからだ。

 土曜夕方や日曜朝の子ども向け番組で描かれる「戦い」では、生きるか死ぬかの2つのみ。中途半端に破れ、巻き添えにされ、眼球や手足を失った者がどう生きていくかは描かれない。

 綺麗事を言っても、「障害者は家計を圧迫する」という事実は、特に貧しい地域では絶対の事実だ。

 映画の題材で使われるマフィアに幻想を抱くな。印度のマフィアはさらった子どもの手足を切り、目を潰し、雇い乞食として哀れみを買わせる。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

物乞う仏陀 (文春文庫)

アマゾンで購入する
文藝春秋から発売された石井 光太の物乞う仏陀 (文春文庫)(JAN:9784167717919)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.