天職 (朝日新書) の感想

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参照データ

タイトル天職 (朝日新書)
発売日2013-06-13
製作者秋元康
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022735102
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

この本に興味を持つ人は、以下のいずれかかなと思います。
1 「天職」に出会うにはどうすれば良いか?と考えている人
2 鈴木おさむさん、秋元康さんに興味があり、詳しく知りたい人

2の人については、2人の対談形式なので申し分ない内容だと思います。論点は1の人にはどうか?という事かなと思いますが、それは人それぞれなので、私の感じた事を記載します。

秋元さんの考えでは、「『天職』というのは後から分かるもの。辞めない事が『天職』の条件、10年後、20年後、毎日が楽しく過ごせていたらその職業が天職」というものです。
では「辞めない」ためには何が必要か?ということになるのですが、本全体を通じて私が感じたのは、「その仕事を面白がってやっているか」「人との出会いを大切にしているか」「自分の考えを大事にしているか」という点を2人ともとても大事にしているということでした。
面白いから、仕事がやっと終わっても、飲みにいかず、女の子と遊ばず、寝ちゃわず、そこでさらに自分の書きたい物を書き続けられる。「アンテナを張る」という意識をしなくても常に情報収集を続けられる。人との出会いを大切にしているから、色々な偶然が重なりながらも運命の糸をたぐり寄せる事ができる。自分の考えをもっているから、人とは違う企画を出せる。等等・・

上の3つができているかどうか。それが「自分の仕事が天職か」もしくは「今の仕事を天職と感じる仕事にしていけるか」ということを判断する基準になるかもしれません。

補足ですが、個人的に面白いと思ったのは、鈴木さんの「自分の人生を振っていきたい」という言葉です。鈴木さんは親の2億の借金の返済を若い時から行い、壮絶な苦労があったとは思いますが、それは「面白いこと」だと言い切っています。借金を返す頃には「別の面白い事が欲しい」という感覚もあったそうです。このように自分の人生をプロデュースする(=面白くしていく)という感覚は見習いたいと感じました。

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