超字幕/しあわせの隠れ場所 (キャンペーン版DVD) の感想
参照データ
タイトル | 超字幕/しあわせの隠れ場所 (キャンペーン版DVD) |
発売日 | 2011-06-17 |
販売元 | ソースネクスト |
機種 | Windows |
JANコード | 4548688215805 |
カテゴリ | PCソフト » ジャンル別 » 英語学習・語学 » 外国語 |
購入者の感想
ブロック演じる主人公リー・アン・テューイは、アメリカにあっては裕福で保守的な人物(キリスト教徒、共和党支持者、全米ライフル協会NRA会員)であるのだが、人種差別などはなく、身寄りがなくなった黒人青年マイケル・オアーを助けていくうちに、貧困問題などに気づいていき、自らも幸せをみつけていく。映画は実話に基づいているが、テューイは民主党の家庭教師をオアーのために雇うなど、一つの枠にはめられない魅力。米南部が舞台だが、この映画に限っては南部英語のなまりも強くなく、英語の聞き取りの難易度は高くない。ちなみに、ブロックは、テューイの英語の特徴を習得するのに時間をかけたとのこと。英語の字幕と日本語字幕を比較すると、逐語訳ではない、うまい日本語訳に感心。原題Blind Sideも含めて、フットボールや、米大学フットボール事情を知らないと、映画の細部についての理解はできないが、主要なストーリーの理解には、問題ない。たとえば、オアーのスカウトに来たルイジアナ州立大学はフットボールの名門で、映画では“LSU (Louisiana State University)“と呼称されている(ミシシッピ大学はOle Miss)。私など、このオアーのこともフットボールの知識もなく鑑賞したので、映画のエンディングタイトルで、オアーの実際の写真(役者のではなく)が使われているのを見て、改めて実話であることが実感され、むしろ、この部分に感涙。フットボールのファンであれば、オアーを知らないはずはないので、この手の感動というのはないのではないかと思われるので、フットボールのファン以外にもお勧め。一方、当時の大学の名コーチが本人役で出演していたり、オアーと同じポジションを守っていたアメフトのスターLaurence Taylerの映像と引用などは、フットボールファンなら、より楽しめる場面と思われる。映画の中で紹介された絵本の古典Ferdinand the Bullは、映画の上映後、知名度が上がったが、絵本は、その英語も含めてYouTubeなどで全編が読むことができる。またまた1936年のアカデミー賞をとった8分のデズニーのアニメ版もYouTubeで全編が視聴でき、こちらの英語は平易。上記の背景や略語を頭に入れると内容の理解に役立つかも。以下のセリフは覚えたい。
テューイの友人:Honey,
テューイの友人:Honey,