よくわかる最新システム開発者のための仕様書の基本と仕組み (How‐nual Visual Guide Book) の感想
参照データ
タイトル | よくわかる最新システム開発者のための仕様書の基本と仕組み (How‐nual Visual Guide Book) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 増田 智明 |
販売元 | 秀和システム |
JANコード | 9784798034584 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » システム管理・監査 |
購入者の感想
サブタイトルの「成果物によるプロジェクト管理」がメインで読み始めました。
開発プロジェクトの流れ(いわゆる工程)に沿って作成されるドキュメント、アウトプットを業界用語的に成果物と呼びますが、どの工程でどんな成果物が登場、必要とされるかが体系的に纏められています。
また、発注側の井上さん、受託開発側の吉田さん・・の掛け合いで工程での現場感がつかめます。
それを踏まえ、実際に成果物を各工程でどう作成していくかが、概念的ですがしっかり纏められています。
工程が進むごとに成果物がドンドン出来て行くように解説されています。
しかし、実際開発現場ではこのようにサクサクとドキュメントが出来て行くことは困難です。
理由は作成者の能力(書き方)が均一でなく、理系出身者が文系の作文をやる訳で全くダメダメで・・・。
その観点では、この手の本では絶対に触れられることがない「文書作成の注意点」がど真ん中で一つの章として挙げ、しかもその冒頭が「顧客と開発者の用語統一」という点が秀逸です。
成果物を開発で苦労し作成、納品してきた経験者でなければ決してこの点は挙げることはありません。
本のレビューに戻ると、
とても一般的な内容なのでシステム開発を行う方は会社文化や対象システムに合わせ少し読み替えるだけで汎用的に理解できる内容だと思います。
情処試験と一緒で、これがあれば明日からあなたも開発、SIが出来る・・・
訳ではないですが、開発経験者やSIerのノウハウ、基本動作としては完璧な纏まり、と断言できます。
逆に経験豊富な方はなんら抵抗なく=目新しさなく、となると思うので、システム開発に取組んだ経験が5、6年以内の方やこれから上流工程、設計に取り組む方向けと思います。
開発プロジェクトの流れ(いわゆる工程)に沿って作成されるドキュメント、アウトプットを業界用語的に成果物と呼びますが、どの工程でどんな成果物が登場、必要とされるかが体系的に纏められています。
また、発注側の井上さん、受託開発側の吉田さん・・の掛け合いで工程での現場感がつかめます。
それを踏まえ、実際に成果物を各工程でどう作成していくかが、概念的ですがしっかり纏められています。
工程が進むごとに成果物がドンドン出来て行くように解説されています。
しかし、実際開発現場ではこのようにサクサクとドキュメントが出来て行くことは困難です。
理由は作成者の能力(書き方)が均一でなく、理系出身者が文系の作文をやる訳で全くダメダメで・・・。
その観点では、この手の本では絶対に触れられることがない「文書作成の注意点」がど真ん中で一つの章として挙げ、しかもその冒頭が「顧客と開発者の用語統一」という点が秀逸です。
成果物を開発で苦労し作成、納品してきた経験者でなければ決してこの点は挙げることはありません。
本のレビューに戻ると、
とても一般的な内容なのでシステム開発を行う方は会社文化や対象システムに合わせ少し読み替えるだけで汎用的に理解できる内容だと思います。
情処試験と一緒で、これがあれば明日からあなたも開発、SIが出来る・・・
訳ではないですが、開発経験者やSIerのノウハウ、基本動作としては完璧な纏まり、と断言できます。
逆に経験豊富な方はなんら抵抗なく=目新しさなく、となると思うので、システム開発に取組んだ経験が5、6年以内の方やこれから上流工程、設計に取り組む方向けと思います。