ゲーム機器（PSPなど）用T2ドライバー・8855 の感想

PSP-2000の分解用に、低価格のT2ドライバーを捜していました。

最初は『赤＆黄色』ドライバーと『黒』ドライバーを候補にしていました。
しかしレビューを見たところ、どちらの品も「回せない」「舐めた」など評価が低く、買う気が起きませんでした。

どうやら、ドライバーの尖端が黒塗りの物は、黒色で尖端の低精度を誤魔化しているように思いました。
尖端が銀色のこの品を見た時、「イケるのでは!?」とピンッと来て注文しました。

実は当初、PSPを分解しようと精密マイナスドライバーで試してしまい、ネジが少し舐めかけていました。
ということでかなり不安でしたが、このドライバーを当てたところガッチリとはまり、見事にネジを回し取ることが出来ました！

実際、このドライバーの尖端を見れば判りますが低価格にも関わらず、かなり精巧な感じがします。
他の低価格ドライバーと違い、何度も使えると思います。

このドライバーは当たりです！
PSPを分解する方には、かなりお勧めです。

悪評を承知のうえ、どうせ一度しか使わないモノだからと、安さに釣られて購入。
もちろん買っていきなりＰＳＰに使うのは愚の骨頂、先端部を虫眼鏡で観察すると、悪評の理由が分りました。

普通工具の先端の表面処理はクロムメッキもしくは黒色酸化被膜（いわゆる黒サビ）でサビ止めをしているのですが、
こいつは黒っぽい塗料を塗って済ませてます。
ドライバーの中でもＴ２などという要求精密度の高いものにコンマ数ミリでも塗料の膜が張るのは言語道断です。
（元々の先端形状からして歪んでて正確な星型にすらなってませんけど。）

ま、この程度のことは想定内、安さゆえ完成度が低いなら自分で最終加工してしまいましょう。
他の方がなさったように先端を８００から１０００番程度のペーパーで軽くヤスって塗装膜を剥いてしまえば
（あくまで一度きり、とりあえずの）使用には耐えます。

使用の前にはドライバーの先端とネジ穴に異物がないかどうか虫眼鏡で確認しておきましょう。
（ドライバーの先端には上記の削りカス、ＰＳＰのネジ側には携帯機ゆえの手垢・ホコリが詰まりがちです）
そして回す際にはＰＳＰに対し垂直に、押し８　回し２　程度の力で慎重に。
そして外したＴ２ネジはもう使わず、同サイズのプラスネジに替えてしまいましょう。