KC ラックケース 4u HRC-160 の感想

　KC（キョーリツ・コーポレーション）のラック・ケースです。
　私はパワー・アンプ用にKCのRC-130の2Uを使っているということもあって、今回、奥行の短いライン・ミキサーとスプリッターを収めるためのラック・ケースもKCの2U HRC-120にしました。
過度に重くなく、しかし作りはそこそこしっかりしていて、価格もそこそこ手頃といったぐあいに、商品コンセプトのバランスの良さで、KCのラック・ケースを選んでいます。材料の加工処理の丁寧さなど、職人的な細かさで見れば、指摘すべき点はありますが、使用上問題はないので、私の場合は気にしていません。
　ラック・ケースは、奥行の短いものになると、メーカーによっては、ハンドルがフタ側についていたり、ハンドルが弱そうだったり、作りが弱そうだったりなど、設計・構成上どうかと思うような製品もありますが、HRC-120はバランスのとれた製品づくりがされていると思います。
　KCのRC-130の2Uは、前・後にラック・レールがあり、どちらからでも機材の取り付けができますが、KCのHRC-120は一方にしかラック・レールがありません。普通は、どちらか一方にラック・レールがあれば十分なので、問題はありません。