Voice (ボイス) 2014年 09月号 [雑誌] の感想

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タイトルVoice (ボイス) 2014年 09月号 [雑誌]
発売日2014-08-09
販売元PHP研究所
JANコード4910080590949
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 人文・思想・社会・歴史 » 人文・社会・政治

購入者の感想

漸くにして「Voice」九月号を読み終へました。暫く雑誌を読むモードになってゐなくて少し苦しみました。今回の総力特集「断末魔の朝鮮半島」といふテーマは、興味深いものですが、やや看板に偽りありだと感じてゐます。何故なら、掲載記事はどれも「断末魔」とまでは言へるやうな内容でなく、課題ある朝鮮関連問題を冷静に論じようといふ趣旨のものばかりだったからです。問題ある河野談話について、山田宏・衆院議員と明星大の高橋史朗氏の対談も政府の検証報告の韓国に対する配慮で腰の引けた様子や世界での侵略的な日本民族イメージのプロパガンダ浸透状況への危機感を伝へるものであります。その点、テキサス親父ことトニー・マラーノ氏の説く小氣味いい正論は、国連が反日言論の場になってゐる事を鋭く批判し、日本政府の反撃にエールを送ってくれます。今回、九月号の掲載記事で最も唸った内容は、中西輝政氏の「孤立する習近平外交」です。中共の対アジア強硬路線がいかに現実的に破綻してゐて安倍外交が世界に評価されてゐるかを説得ある分析で考察してゐるのには驚きました。そして、「テロリスト・安重根」は第七回を数へ、筆者・早坂隆は自身で「安重根義士紀念館」を訪ねます。テロリストの断指した指のフィギアがあったり、その指を切り落す影絵に「マンセー(万歳)」が響きわたるやうな空間であり、暗殺者を偶像化する異常性溢れてゐる事がよく分かります。安重根に類した「義兵」達の実際が、盗賊的な要素を帯びてゐた事も明らかになって居り、それを含めて伊藤博文統監の敗北を伝へるものでありました。諸々の隠された世界の現実を明らかにした九月号だったと強く実感した次第です。

一人の一人の話を、もう少し長く掲載されると読みごたえがあると思いました

でも、勉強になります

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