俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件: 2 (一迅社文庫) の感想

１冊の物理的厚さは薄いのですが、その割に読むのに時間がかかる気がすると思ったら、何のことはない、ついニヤニヤと読み返してしまうからでした。キャラクターの性格付けの方向性も定まり、属性をさらに尖らせているので各ヒロインが可愛いのだもの。

エピソードとしては大きく分けて、庶民部の活動（白亜エピソード）と庶民テーマパークの２編。テーマパークでは某格闘ゲームのお嬢様バージョンとか、あまりのおバカバカしさ加減に注意が必要。公共の場で読んでいると、不振な笑みを浮かべる気持ち悪い人として見られる可能性があります。

なお、この巻で最高に輝いているのは可憐です。巻頭カラーでその

太もものぷくっぅり感

が最高でしたが、本編中では作者の溢れんばかりの太もも愛が滲み出しており、その熱い想いを感じ取るたびに巻頭カラーに戻って確認し直してしまいます。

やはり、２次は３次なんかより、はるか高い次元にあるなと再確認しました。